「借金」の考え方
借りては返し、また返しては借りるを繰り返し、気づけばとんでもない金額の借金になっているということは誰にでもあります。
私も幼い時から、両親の借金問題について悩んでいました。シャッキがあるから生活苦になると思うようになったのも、それが原因のように思います。まず、給料が入ってすぐに借金の返済にあてます。これは、生活費はもちろんのこと、事の始まりはあるビジネスを始めてからだと言います。そのビジネスには、当然お金が必要で、資金を工面するために借りたのが二十年前のことです。本来なら、もう完済しきってもいい金額なのですが、一度完済したにも関わらず、何かに理由をつけてはお金を借りて、自分の首を絞める結果を作り出していました。それもほぼ無意識なので仕方ないのでしょうが、お金が返せず、催促される月には必ずと言っていいほど、両親の喧嘩が毎日のように起こるのです。それは、ほんの些細な出来事であったり、ちょっとした声色が機嫌悪そうに聞こえると、開口一番には「金が欲しくないのか！」と言って、決まりごとのように喧嘩が勃発します。いくら謝っても喧嘩がおさまることなく、終いにはまだ働くことのできない人たちからお金を絞り出そうとします。
借金が与えるものとは、お金の苦労という名の勉強です。その時は借りれるだけで十分ですが、時が過ぎれば考え方が変わります。天国のように見えたものが実は地獄だったと表現するのは、度が過ぎるかもしれませんが、私にとっての「借金」とはまさにそんな表現なのです。
借りた借金は必ず返すもの
ただ、人によっては「借金」の考え方が違うことも親族から学びました。学校生活を送るために、申請してもらえる奨学金を「借金」と考える親族がいます。奨学金は借金ではない、と思うのですが、その親族は私を憐れみながら「学生時代から借金を抱えているなんてね」と言われました。腹は立ちましたが、お金を借りているという意味では、奨学金も借金も同じなのかもしれません。ただ、意味合いが違うようにも思えます。確かに生活費を賄うために借りるお金も、学校生活を送るために借りるお金も「借金」であることに変わりないのかもしれませんが、憐れみの目で見られるのはやはり納得いきません。今でも、借金で苦しんでいる人達にそんな目を向けても、嫌味にしか思えません。けれど、「借金」が不幸を招くと考えている私もニュアンス的には同じなのかもしれません。何事も考え方一つです。
「借金」という言葉自体はあまりすきではありませんが、これは人によってはとても大切なことで、考え方によってはあまりネガティブに考えるものではないものだと思いました。
何かあるときに便利なキャッシング
「今お金が必要だけど財布にお金が入っていない」「給料日前で生活費がなくなった」など、どうしても現金が必要な経験が誰しもあると思います。そんなときに非常に便利なものがキャッシングカードです。大手の消費者金融だけでなく、現在は各銀行もカードローンを出しています。そういうカードローンをうまく使うことで、誰しもが経験したピンチを乗り切ることができます。
でも、「消費者金融は取り立てが怖そう」とか「家族や友人にばれるのではないか」など心配な点もあるかもしれません。
まず、取り立てに関しては、消費者金融や銀行系のカードローンではそんなことは一切ありません。多くの消費者金融では、担当の方々は女性が多く、借りる人に親切に対応をしてくれます。また、友人や家族にばれるかもしれないと思っている方もいるかもしれませんが、現在はインターネットで申し込みをすることができ、直接契約に行きます。家族に確認の電話をされたり保証人なども必要ありませんので、ばれることなく借金をすることができます。
私も家族に内緒で借金をしたことがありますが、ばれることはなかったですし、担当の方は非常に親切でした。何よりも、急な飲み会などでお金が必要な時に、一緒にいる人にもばれずに借金をすることができたことです。現在、多くの消費者金融や銀行系カードローン会社はコンビニのATMでキャッシングすることができます。なので、友人や会社の同僚と一緒にいるときでも、現金がないからコンビニで下してくるとすることで、何も疑われることなくお金を引き出すことができます。
これまでは書いてきたことは、借りることが便利だという内容でしたが、キャッシングの便利なところは、月々の返済額も少なくて済むということです。いくらお金を借りるのかということで変わってくるものですが、10万円借金したとすると月々の返済額は5000円ぐらいです。最低入金額が決まっていますので、例えばお金にゆとりがあるときに多めに返済をしていく、苦しい時には決められた金額を返済していくとすることで、無理せずに返済をすることができます。大手の消費者金融では、30日間無利子キャンペーンをしています。たった1か月と思うかもしれませんが、1回目の返済で元金を減らすことができるのは非常にありがたいサービスです。住宅ローンなどを組んだ際には、元金を減らすまでに何年もかかるものです。そう考えると30日間無利子キャンペーンはすごいサービスだと思います。
最後に、借金をするということは返済もしなければなりませんので、計画的に無理の内容にしてください。